Ver 28.00 新機能および変更点
Ver 28.00 新機能および変更点
Ver 28.00 の新機能および変更点です。
基本機能
ファイル
電 設
配 管
作 図
編 集
基本機能
Webライセンス認証
「CADCity終了時にライセンスを解除する」がオンの状態でCADCityを終了した場合、次回起動時にライセンスを自動的に再認証して起動するようになりました。
従来は次回起動時に「CADCityライセンス認証・解除」画面が表示され、認証ボタンを押すか、「Enter」キーを押して再認証する必要がありました。
「CADCity終了時にライセンスを解除する」をオンにした場合、「ライセンス解除」ボタンが使用不可になるよう変更しました。
高解像度モニター対応
アイコン・メニューの表示率に「125%」「150%」「175%」を追加し、5段階で調整できるようにしました。
本設定は「補助/システム設定/表示/アイコン・メニュー表示率(%)」で変更できます。
ツールビュー/バインダー
右クリックメニューの「図面読込み」から、バインダー形式(*.HDD/*.HDE)のファイルを読み込めるようになりました。
バインダー
右クリックメニューの「シート複写」の複写先に、現在開いている他の図面ファイルを指定できるようになりました。
ニュートラルモード
「簡易編集」コマンドを追加し、要素の簡易変形や移動、複写ができるようになりました。「簡易編集」コマンドを起動するには、他コマンドが起動していない状態で要素を選択し、右クリックメニューの「簡易編集」をクリックするか、「F2」キーを押します。
ファイル
DXF・DWG 入出力
平行寸法の寸法線下側にある寸法文字が、変換後に上側に変わってしまう現象を改善しました。
DXF/DWGの図面のプロパティと、CADCityの図面属性を相互に変換できるようになりました。
DXF・DWG 入力
ビューポート枠から一部がはみ出たラスターイメージも変換の対象にしました。変換の際、ビューポート枠での切り取りはせず、ラスターイメージ全体を取り込みます。従来はビューポート内にラスターイメージ全体が入っている場合のみ変換対象でした。
下記設定項目の初期値をチェック「オン」に変更しました。
モデル空間は、ページ設定された用紙を使用する
モデル空間は、ページ設定された縮尺を使用する
レイアウト空間は、ページ設定された用紙・縮尺を使用する
DXF・DWG 出力
指定した矩形範囲、または出図コマンドで登録した出力範囲設定の領域で、DXF/DWG 出力ができるようになりました。
「出力対象」が「現在のシート」の時のみ有効です。
「ビッグ代替フォント」の初期値を「bigfont.shx」から「extfont2.shx」に変更しました。
寸法文字の「幅係数」が正しく反映されるよう改善しました。
Jw_cad入力
多階層ブロックの変換速度を大幅に改善しました。
シンボル配置
シンボル一覧のサイズ変更に対応しました。本機能は「シンボル配置」ダイアログの「設」ボタンから「シンボル配置設定/シンボル一覧のサイズ変更を有効にする」のオン/オフで切替できます。初期値はオフ(従来どおり)です。
本設定がオンの場合、シンボル一覧内のシンボルは水平方向(左から右へ)の並び順となります。
また、シンボル配置ダイアログが画面のどこにあっても、シンボル一覧はシンボル配置ダイアログの右側に表示されます。
電設
非常灯照度範囲円
非常灯の照度範囲円と同時に、簡易な半径寸法を作図できるモードを追加しました。本モードを使用するには、CSBの「8.設定」から「円のスタイル/寸法作図/円と同時に半径寸法を作図する」をチェックオンにします。
本コマンドで作図する半径寸法のスタイルは、上図の「円のスタイル/寸法作図/寸法設定」ボタンで表示される「円寸法設定」で変更できます。
CSBに「円寸法」コマンドへのジャンプ機能を追加しました。
「▼」ボタンでプルダウン表示される「円寸法」をクリックすると、本コマンドは終了し、「円寸法」コマンドが起動します。
技術計算令和3年版/電路計算書(幹線用)
電圧降下が許容電圧降下を超えた場合に一目で分かるよう、色付きで表示されるようにしました。
幹線を分岐した場合の合計行を、一括で全挿入して自動計算する機能を追加しました。
編集メニュー(または右クリックで表示されるポップアップメニュー)の「合計行一括計算」をクリックして実行します。
本機能を実行すると、既存の合計行は一旦削除されます。そして分岐した幹線に必要な合計行が、分岐種別に応じて適切な位置に自動で追加されると同時に、電圧降下の各合計値が計算されます。
許容電圧降下の参照画面に200m超の場合の値(内線規定による)を追加しました。
分岐した幹線の間に合計行があると、端子分配・ジョイント分配の系統が正しく表示されない不具合を修正しました。
分岐した幹線の編集画面でキャンセルすると、電圧と許容電圧降下の値が表示される不具合を修正しました。
技術計算令和3年版/電路計算書(分岐配線用)
電圧降下が許容電圧降下を超えた場合に一目で分かるよう、色付きで表示されるようにしました。
配線を分岐した場合の合計行を、一括で全挿入して自動計算する機能を追加しました。
編集メニュー(または右クリックで表示されるポップアップメニュー)の「合計行一括計算」をクリックして実行します。
本機能を実行すると、既存の合計行は一旦削除されます。そして分岐した配線に必要な合計行が、分岐種別に応じて適切な位置に自動で追加されると同時に、電圧降下の各合計値が計算されます。
分岐した配線の間に合計行があると、コンセント分配・ジョイント分配の系統が正しく表示されない不具合を修正しました。
分岐した配線の編集画面でキャンセルすると、電圧と許容電圧降下の値が表示される不具合を修正しました。
配管
配管アイソメ
CSB「0.設定」で表示される「配管アイソメ設定/スタイル」の線スタイルリストをマウス中ボタンでスクロールできるようにしました。
CSBに「3.Y軸角」「4.X軸角」を追加し、水平線に対するY軸とX軸の角度から、仰俯角と回転角を自動計算できる機能を追加しました。本機能によリ、アイソメ図だけでなくアクソメ図(アクソノメトリック図)も簡単に作図することができます。
アイソメ図はY軸角・X軸角のどちらも30°で、2軸間の角度は120°になります。一方、アイソメ図の一種であるアクソメ図は、Y軸角が60°でX軸角が30°等、2軸間の角度が90°になるよう平面図を傾けた図です。
CSBに「5.回転」ボタンを追加し、「2.回転角」を90°(右クリックの場合は-90°)ずつ変更できるようにしました。
作図
表作成
Excelのセル内の改行を反映できるようになりました。また、文字列が列幅に収まらない場合、行の高さを自動調整できるようになりました。
バルーン
CSBの「C.変更」モード時の動作を見直し、改善しました。
バルーンの文字、または形状選択中に右クリックメニューを呼び出し、番号変更/形状変更の切り替えができるようになりました。
CSB「4.配置」が「自由」以外(水平/垂直/一括水平/一括垂直) の時、右クリックメニューを表示しないようにしました。また、配置線の位置指定時に要素検出を行わないようにしました。
CSB「4.配置」が「一括水平」または「一括垂直」の時、CSBから操作できるボタンを「4.配置」と「C.変更」のみにしました。
編集
切取移動、切取消去
枠選択CSBの「方法」に「円形」を追加しました。
レイヤー名称
登録されているレイヤー/ブロック名称を全て削除する「全削除」ボタンを追加しました。また、名称を新規入力または変更時に文字を確定させる「確定」ボタンを追加しました。
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